白藍塾大学受験ゼミ高校3年生・高卒生対象講座
大学入試小論文・出願書類白藍塾大学受験ゼミのQ&A
入会判断
通信教育のメリットは何でしょうか。
学習の場所や時間を選ばない点です。部活動などにより時間に制約のある場合でも、マイペースで学習することができます。また、地震や大雨、感染症流行などの非常時にも柔軟に対応できます。コロナ禍で自宅学習をせざるを得ない状況下においても、滞りなく添削答案や教材のやり取りができました。
希望者には、答案のやりとりを、LINE等を活用してオンラインで行っています。郵送だと返却までに数日かかるところを、添削指導が終わり次第、すぐにお返しすることも可能になりました。本州以外の地域にお住まいの方、海外在住の方にも迅速に添削をお戻しできます。
このように、白藍塾大学受験ゼミは、マイペースで学習を進められ、安心して指導を任せられます。そのうえ、かつての通信教育よりも、格段に速く添削指導をお届けできるようになりました。
小論文と志望理由書の対策を白藍塾でしようか予備校でしようか迷っています。
小論文や志望理由書の文章試験対策は添削という学習手段が非常に向いています。文章の上達に添削は不可欠です。添削は単なるマル付けではありません。受験生一人ひとりの答案に対し、個別の指導内容が必要です。多くの予備校や個別指導塾などでは学生などのアルバイト講師が赤入れをしていると聞きます。文章指導の要となる添削指導を「補助員」に任せるのは、小論文・志望理由書の特性を理解していないか、指導体制づくりができていない教育機関と言えます。
現代文が不得意だと小論文の力は伸ばせないのでしょうか。
そんなことはありません。ただ多くの小論文の課題でも読解力は要求されるので、最初は苦労するかもしれません。白藍塾で指導する読み取りのコツを体得するように努めてください。そうすれば読解に対する苦手意識も解消できます。毎年何人かの受講生から「小論文を勉強したら、国語の偏差値が40台から70台に上がった」といった声が寄せられます。小論文を書くことで論理力が養われます。知識が増えます。白藍塾で指導する課題文の要約の仕方、筆者の主張の捉え方はそのまま現代文の読解に役立ちます。小論文を学ぶことで、現代文の成績を上げることもできるでしょう。
高校3年生です。文章を書くのが苦手で、小論文はほとんど書いたことがありません。それでも白藍塾の受講についていけるのでしょうか。
本科コース・本科Sコースで小論文課題に取り組む場合、オリジナル課題もしくは志望校過去問題を選択します。基礎力に不安のある方は、受講の前半はオリジナル課題に取り組むとよいでしょう。オリジナル課題は基礎レベルから始まり、課題集part1、part2、part3と段階を追ってレベルアップするように並べています。丁寧な添削を行いますので、前半の学習にしっかり取り組めば必ず基礎力はつきます。基礎力がつけば、志望校向け対策課題にも取り組みやすくなります。
後半は志望校過去問題を中心に取り組むとよいでしょう。志望校の出題傾向に応じて課題集part4~6のオリジナル課題にも取り組んでください。最初は1通の小論文を書くのに相当時間が掛かるかもしれませんが、そういう過程を経ることで、力は確実についていきます。
コース選択
本科と本科Sのどちらにしようか迷っています。
両コースのうち、どちらを選ぶかの第一の基準は、試験または出願までに残された時間です。残された期間が3カ月以内の場合には、本科コースの受講をお勧めします。執筆の数をこなすのはもちろん大事ですが、1回1回の添削指導を復習し、確実に力をつけていくことはそれ以上に大切です。白藍塾の添削はテストではなく、受講生一人ひとりのための紙上講義です。しっかり読み込み、添削指導を踏まえて書き直すところまでが1回の受講とお考えください。そう考えると、6回の受講は決して少なくありません。但し、総合型選抜などで、出願時に提出する600字以上の書類が複数あり、しかも小論文試験もあるといった場合は例外です。出願書類1通に対し、「2回の添削で完成」を基本としているので、2本以上ある場合には、そこで4回以上の受講を費やします。となると、本科Sコースの受講が妥当となります。
第二の基準は、志望校です。慶応大学一般選抜の受験を考えている方は、本科Sコースの受講をお勧めします。慶応では、ハイレベルでクセの強い小論文が出題されますので、過去問題を数多くこなして、慶応各学部の出題に馴れる必要があります。あわせて、白藍塾の慶応対策オリジナル課題に取り組むことを考えると、全12回の受講がよいでしょう。
高校1年生です。年内入試でMARCHクラスの大学に進みたいと思います。その場合は本科コースか本科Sコースに申し込めばよいのでしょうか。
プレコースにお申込みください。年内入試のカギを握る出願書類の良し悪しをみる基準はいろいろありますが、一つには論理的にまとまっているかどうかという点です。小論文を書く練習を積めば論理的文章力が養えますので、高3になって出願書類を仕上げる際にも大きな力になるでしょう。また、実際の入試においても、課題レポートとして小論文を提出する場合(立教大学国際コース選抜・法学部など)や試験として小論文を課す場合(中央大学国際経営学部自己推薦入試など)もあります。高1から小論文を勉強しておくことで将来の受験の選択も様々に広げられます。
高校2年生です。慶応志望ですので、本科Sコースに申し込むほうがよいでしょうか。
高校2年生であれば、プレコースにお申込みください。しっかりと土台作りを行い高3の受験期を迎えることをお勧めします。プレコースの受講生が高3になって本科・本科Sコースに継続申し込みの場合には、序盤から過去問題に取り組むのもよいと思います。慶応各学部一般選抜小論文は出題にクセがあるため、できるかぎり多くの過去問題にあたるほうがよいでしょう。とはいえ、基礎力のないうちに過去問題に取り組んでもあまり効果はありません。そのため、高2までは基礎学習に注力し、高3から過去問題執筆を含めた志望校対策に進むことをお勧めします。
受講の仕方
指定スケジュール通りに提出したほうがいいのでしょうか。
本科コース全6回、本科Sコースの前半6回は指定スケジュールを設けています。提出期限のあるほうが取り組みやすい受験生もいると考えたためです。しかし、基本的にスケジュールは自由です。受講生それぞれの学習計画にあわせて提出してください。なお、プレコースも指定スケジュールを設けていますが、こちらは原則として、スケジュールにしたがい学習を進めてほしいと思います。各コースの既定回数分の課題はお申込年度の終わり(3月31日)まで受け付けます。
小論文の志望校過去問題にはいつ頃から取り組むのがよいのでしょうか。
ご自身の学習計画通りで構いませんが、受講を序盤、中盤、終盤と分けた場合に、序盤で1~2題、中盤で1~2題、終盤でできるだけ多く取り組むのがよいでしょう。序盤では、志望校過去問題の出題傾向、クセを知ることが目的になります。中盤では、過去問題のレベルと自分の実力との開きを知り、今後取り組むべき課題を知ることが目的になります。終盤は本番さながらに時間も計って取り組むとよいでしょう。添削指導を仮に受けなくても、序盤、中盤、終盤に過去問題に目を通す機会をもつようにしましょう。
答案提出後、すぐに添削をして返してもらえますか。
本科・本科Sコースの場合、小論文も出願書類も事務局に答案が到着してから7日前後でお返しするように心がけています(プレコースは原則として指定スケジュール通りに返却)。白藍塾では、じっくり時間をかけて1通1通丁寧に添削します。特に小論文過去問題や出願書類の添削では、ペンを入れる前の下準備が多いため、その分添削の時間を要します。この点をどうかご理解ください。
添削は書き直しのためのヒントをまとめた受講生一人ひとりのための紙上講義です。お手元に届いたら、出来に一喜一憂するだけでなく、復習をしてご自身の力にしてください。現在白藍塾では、LINE等を活用しながら、添削内容を迅速に届ける体制も整えています。
本科コースの受講を終えた後に追加受講の申し込みはできますか。
お申込みいただけます。追加受講のお申込みは、原則として全ての受講を終えてからの受け付けとなります。但し、時期によっては、申込回数など、ご要望どおりにお受けできない場合もあります。追加受講料は1通につき8,500円(税込)です。本科コース、本科Sコース、両コース共通料金です。
志望校対策
どの大学の対策も行ってくれるのでしょうか。学校推薦型選抜での大学進学を目指しています。
白藍塾は受験者の少ない大学・学部・学科の指導にもしっかり対応することで信頼を得てきました。したがって全く心配はいりません。学校推薦型選抜の小論文問題は意見を書く基本型と、対策やアイデアを書く提言型の場合があります。志望校の過去問題を調べてどちらのタイプの解答を求められているのかを調べたら、まずは該当タイプの基本課題に取り組んでください。その後過去問題を中心に志望校対策課題に取り組むとよいでしょう。
志望理由書等の出願書類は2回の受講を要します。したがって、本科コースにお申込みの場合には、小論文の基本課題を1~2回、志望校対策課題2~3回、志望理由書を2回の受講を割り当てるのが標準とお考えください。
国立大学の総合型選抜合格を目指しています。一次の書類選考に合格しないと小論文のテストを受けられません。しかも、一次の結果発表後、10日足らずで小論文と面接の試験があります。その場合には、白藍塾の講座をどう進めていけばよいでしょうか。
一次選考の発表があってから小論文対策をとるのでは遅すぎます。早い段階から小論文の勉強を始めておくべきです。一次選考の書類が1通の場合にはそれに2回の受講を要しますので、本科コースの場合には、第1、2回に小論文の基礎固め、第3、4回に出願書類、第5,6回を小論文の志望校対策に取り組むとよいでしょう。
選考対象の書類が複数ある場合や小論文の勉強に時間をもっと費やせる場合は、本科Sコースで受講し、小論文(基礎)⇒出願書類⇒小論文(志望校対策)の流れで受講するのがお勧めです。
医学部志望です。受験する4校の小論文過去問題を見たら出題パターンがそれぞれ異なっていました。その場合にはどう対策を進めればよいでしょうか。
受験大学の全ての出題パターンの課題に取り組むほうがよいので、本科Sコースのお申込みをお勧めします。医学部の場合は、他の理系科目の勉強に多くの時間を費やさなくてはならないでしょうから、小論文の学習はスケジュールを決めて定期的に取り組むのがよいでしょう。
指定スケジュールにしたがい6回受講し、残りの6回も提出日を定めた受講プランを用意し、計画的に取り組むのがよいでしょう。受講プランづくりは担任講師がサポートします。1回の取り組みから1か月以上間が空かないように予定を組むことを勧めます。基礎課題に3題ほど取り組み、一定レベルの内容が書けるようになったら、残りの9題は志望校対策課題に取り組むとよいでしょう。4校の志望校過去問題には最低1題ずつは取り組んでください。
苦手なタイプの問題は複数回取り組むと安心です。オリジナル課題にも医学・医療系の課題を含みますので、それらの中に志望大学と似た傾向の課題があれば受講してください。
立教大学観光学部の自由選抜入試を受験します。課題作文の指定字数は3,000字程度とかなり長めです。この場合も1回分のカウントで添削してもらえるのですか。
白藍塾では、次のような基準を設けて1回分の受講としてカウントしています。1~2,500文字は1回分、2,501~5,500文字は2回分、5,501~8,800文字は3回分とカウントします。したがって、立教大学観光学部自由選抜入試の「3,000字程度」という指定字数の場合、2,700~3,300文字の範囲でまとめるのが一般的となりますので、こちらを1通添削する場合には、2回分の受講となります。出願書類の添削は1通に対し、2回の受講を要するので、3,000字程度の出願書類1通の添削には4回分の受講を要することになります。
指導を受けたい出願書類のカウントの仕方がわからない場合には総合情報室にお問い合わせください。
慶応大学法学部が第1志望で、文学部が第2志望です。オリジナル課題と志望校過去問題をどういったバランスで取り組むとよいでしょうか。
高卒生、プレコースからの継続受講者など、様々な学習状況から講座を始める受講生がいますので、一概には言えませんが、あくまで標準的な例を紹介します。本科Sコースであれば、オリジナル課題4~5題、志望校過去問題7~8題くらいのバランスで取り組むのがよいでしょう。前半に基礎課題を2~3回受講し、その後に過去問題を1~2回受講します。後半は慶応対策用のオリジナル課題2~3題と過去問題4~5題を織り交ぜながら取り組むとよいでしょう。本科コースであれば、オリジナル課題、過去問題それぞれ3題ずつのバランスで受講するといいでしょう。
私は慶応大学総合政策学部をめざしています。AO入試に挑戦して、ダメだったときは一般選抜の対策を取りたいと思います。本科Sコースでどのような対策をとるとよいでしょうか。
慶応大学SFC二学部のAO入試では、出願書類として、「志望理由書・入学後の学習計画・自己アピール(①文章で2,000字以内➁自由記述A4サイズ2枚以内)」があります。これが最重要資料でしょう。これに加えて、活動報告書(200字以内で説明)があります。任意提出資料もありますがこちらは説明を要する場合には200字以内となります。①と②は関連性がありますので、①+②で1回の添削と見なして、2回受講を費やします。さらに活動報告書の添削で1回となり、合計3回の受講になります(もしも任意提出資料の200字説明の添削が必要な場合には1通の資料につき1回分の受講が加わります)。
慶応SFCのAO入試はかなり高度な内容を求められるので、最重要の①+②をもう1回添削指導を受けてブラッシュアップを図ったとすると、そこで、4回の受講を使うことになります。となると、一般選抜の小論文対策に残り8回の受講を使うことになります。入会時期によっては、AO入試用の出願書類の準備にかかる前に、2~3回小論文の受講を受けておいて基礎固めをします。AO入試の出願から一次選考結果発表の間、さらには二次面接後、小論文の勉強をするとよいでしょう。
添削答案を振り返りながら基礎の復習をした後、志望校対策課題に取り組んでください。小論文の勉強を継続して論理的思考力を鍛えておけば、一般選抜の備えになるのはもちろんのこと、二次の面接回答に向けた思考力トレーニングにもなりますし、合格後の大学の高度な勉強の基盤づくりにも役立ちます。
総合型選抜で受験しますが、志望校の入試要項がまだ発表になっていません。そのため、出願時にどんな書類を提出すればよいのかがわかりません。入試要項発表までに何をしたらよいでしょうか。
前年度の資料を入手できたら、それを確認してください。多少変更になる場合はありますが、多くの場合に前年度のかたちが踏襲されますので、それを参考にするとよいでしょう。自己推薦書や活動報告書などの「培ってきた自分」をアピールするための書類についてはまとめるのにそれほど時間はかかりませんが、志望理由書や学修計画書などの「未来に向かう自分」をアピールする資料や、調査が必要な課題レポートなどは、一定レベルの書類に仕上げるには結構時間がかかりますので、できるかぎり早めにとりかかるほうがよいでしょう。
また、まとまった文章を書くための土台作りとして、あるいは、社会的知識を養う目的で、最初の1,2回を小論文の受講に充てるのもよいでしょう。 いずれにしましても、総合型選抜の入試要項は、多くの場合、6月には発表になると思いますので、発表になり次第、できるかぎり早めに入手しましょう。
指定校推薦の試験対策として白藍塾で小論文を勉強したいと思っています。しかし、指定校推薦をもらうには、まず校内選考を通過しなくていけません。校内選考は志望理由書と面接です。こういった場合の対策も白藍塾ではしてくれるのでしょうか。
一部の例外を除いて指定校推薦の場合には、相当にひどい小論文を書かなければ不合格にはならないので、基礎課題の添削指導を受ければ十分でしょう。校内選考に志望理由書の提出があるとのことですので、その対策のための添削指導は受けてください。志望理由書は1通に対し2回の添削が標準です。したがって、本科コースにお申込みになった場合に、小論文を4回分受講し、志望理由書を2回分受講するとよいでしょう。
なお、面接対策は白藍塾の紙上講義を参考にして準備をすれば十分かと思いますが、オプション講座で「オンライン面接個別指導」も開講しています。必要であれば受講をご検討ください。
志望理由書1通につき2回の添削が標準とのことですが、1回の添削ではよくならないのでしょうか。
600字以上の字数のある志望理由書をはじめとする出願書類の場合、これまでの指導経験から判断して、1回の添削では不十分な場合が多く、2回の添削で仕上げ(清書)の前段階まで持っていくのを基本としています。1回目に書いた書類に基礎事項に全く問題がない場合には、1回目から深掘り添削を行い、より魅力を引き出せる内容になるためのアドバイスを行います。その後提出された答案に直すところがほとんどない場合には、1回の添削とカウントせずに、+αサービスの清書の点検チェックとして対応します。逆に、2回の添削を終えても、残念ながらまだ清書する段階と言えない場合には、同じ書類の添削をもう1回受講するように講師から受講生に打診する場合もあります。